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  • 川崎、山陽館(さんようかん)

    常連さんの憩いの場。川崎「山陽館」で味わう露天風呂と平成の空気

    川崎区渡田。閑静な住宅街の中にひっそりと構える「三養館」は、常連客に愛される温かい雰囲気が魅力の銭湯です。今回はその魅力をご紹介します。

    日替わりの薬湯に、ワイン風呂まで

    三養館の楽しみのひとつが、日替わりで内容が変わる薬湯。訪れたタイミングによってはワイン風呂に出会えることもあり、思いがけないサプライズを楽しめます。青みがかった薬湯やジャクジー、深めの水風呂など、湯船のバリエーションも豊富。こぢんまりとした造りながら、しっかりとくつろげる空間が広がっています。

    露天風呂で味わう、ちょっと特別な景色

    館内には露天風呂も用意されており、絶景とまではいかなくとも、そこから見える煙突の佇まいがどこか印象的だという声も。3脚のリラックスチェアが置かれた屋外スペースでは、天気や夕焼け、夜空を眺めながらのんびり過ごすことができ、まさに格別のひとときを味わえます。

    94℃の2段式サウナと、こだわりの水風呂

    サウナは94℃前後で、2段構造になっているのが特徴。上段はしっかりと汗をかける高温設定、下段はゆったりとマイペースに汗を流したい人向けとなっており、7〜8人ほどが利用できる広さです。水風呂は22〜24℃前後でバブルジェット付きのため、体感温度はやや穏やかに感じられ、長めに浸かりたい人にもぴったり。平成時代の音楽が流れる中、何セットも繰り返し楽しむ人も多いようです。

    気さくな常連さんとのふれあいも魅力

    三養館には昔ながらの”常連さんの集会所”のような温かい雰囲気があり、スタンプラリー目的で初めて訪れた人が驚くほど、地域に根付いた憩いの場になっています。駐車場は数台分ありますが、混雑時には近隣のコインパーキング(19時以降は60分100円)を利用するのがおすすめです。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 営業時間は14:30〜23:10、定休日なし
    • 入浴料570円、サウナ利用は追加200円(タオル付き)または150円(タオルなし)
    • シャンプー・ボディソープ・ドライヤーは備え付けなし(各20円)
    • 駐車場は数台分のみ、混雑時は近隣のコインパーキングも検討を

    まとめ

    日替わりの薬湯や露天風呂、2段式サウナまで揃い、常連客の温かい雰囲気に包まれる「山陽館」。地域に根付いた”憩いの場”を体感したい人にぴったりの一軒です。


    三養館 住所:神奈川県川崎市川崎区渡田3丁目14-7 電話:044-333-7683 ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、あけぼの湯(あけぼのゆ)

    「熱すぎて入れない!?」川崎大師の硬派銭湯「あけぼの湯」

    川崎区大町。川崎大師公園にほど近いこの場所にあるのが「あけぼの湯」。金・土・日曜日のみの営業という希少な一軒ながら、その熱さへのこだわりで知る人ぞ知る存在となっています。今回はその硬派な魅力をご紹介します。

    人生で初めて「熱すぎて入れない」お湯に出会う

    あけぼの湯を訪れた人の多くが口を揃えるのが、湯船の熱さ。ある利用客は生まれて初めて「熱すぎて入れない」湯船に遭遇したと振り返るほどで、体感温度は50℃前後にも達することがあるのだとか。番台のスタッフに尋ねても「今日は本当に熱いですよ」と笑顔で返されるほど、熱さへのこだわりは折り紙付き。常連客からは「水を足して、さっと入ってさっと出るのがコツ」とアドバイスをもらえることもあるようです。一方で、薬湯だけはちょうどよい温度に調整されているので、熱いお湯が苦手な人はまず薬湯から試してみるのがおすすめです。

    昭和の空気を色濃く残す、こぢんまりとした空間

    こぢんまりとした造りの浴室には、3台の立ちシャワーとサウナ、水風呂が用意されています。番台スタイルの受付には女将さんが座っており、明るく気さくな接客が印象的だという声も。昭和の雰囲気をそのまま残した空間は、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

    伝統的なサウナと振動付き水風呂

    サウナは17時ごろまでの営業で、乾いた熱気がしっかりと感じられる本格派。開店直後に入っても、年季の入ったストーブからしっかりとした熱がじんわり伝わってくると評判です。水風呂には振動機能が付いており、キリッと冷たい体感を楽しめます。屋外の休憩スペースでは軒下の風鈴の音を聞きながら過ごせるなど、情緒あふれるひとときも用意されています。

    アクセスは市バスが便利

    最寄りはJR川崎駅からの市バスで、Kaw04・Kaw05・Kaw07系統に乗り「大町」バス停で下車後、徒歩3分ほど。複数の系統が利用できるため、時刻表を気にしすぎる必要がないのもありがたいポイントです。不安な場合は運転手に「大町に停まりますか?」と確認すると安心です。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 営業日は金・土・日曜日のみ、営業時間は15:00〜21:00
    • 入浴料570円、サウナ利用は追加200円
    • 熱いお湯が苦手な人は、まず薬湯から試すのがおすすめ
    • 休憩スペースなど共用部分ではマナーを守って利用したい

    まとめ

    「熱すぎて入れない」というエピソードすら魅力に変えてしまう、硬派で味わい深い「あけぼの湯」。昭和の空気とともに、本気の熱さを体験したい人にこそ訪れてほしい一軒です。


    あけぼの湯 住所:神奈川県川崎市川崎区大町5-12 電話:044-288-4891 営業日:金・土・日曜日のみ ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、栄湯(さかえゆ)

    サウナ300円で水付き。川崎「栄湯」で軟水の心地よさを実感

    川崎区小田栄。南武支線・小田栄駅から程近い場所にある「栄湯」。本数の少ない小田栄駅よりも、川崎駅東口6番乗り場からJFE行きのバスに乗り、成就院前バス停で降りるアクセスが便利だとおすすめされている一軒です。今回はその魅力をご紹介します。

    軟水ならではの、まろやかな肌ざわり

    栄湯の特徴のひとつが、軟水を使用しているという点。実際に肌に触れた瞬間から柔らかさを感じられると評判で、体を洗った後の仕上がりも心地よいと好評です。地元に長く愛されてきた”下町の銭湯”らしい温かい雰囲気も相まって、初めて訪れる人でもどこか懐かしさを感じられる空間になっています。

    サウナは追加300円、水付きなのが嬉しい

    サウナは入浴料とは別に300円が必要な仕組みですが、その料金にはバスタオル・フェイスタオルに加えて、いろはす(350ml)のミネラルウォーターまで含まれているというお得なセット内容。サウナ室の温度は100℃前後とされ、定員は6〜7人ほど。混雑していないタイミングであれば、貸切のような感覚でゆったり利用できるという声も聞かれます。天井には大きな五芒星が描かれているなど、細部にも個性が光ります。

    AMラジオが流れるサウナ内で汗を流したら、13℃前後としっかり冷たい水風呂へ。汗ばんだ体を一気に引き締めてくれます。

    清潔感のある浴室と独自設計の洗い場

    脱衣所やロッカーはコイン不要のシステムで、清掃も行き届いており、リニューアルされたのではと思うほどの清潔感があるとの声も。洗い場には多くの座席が設けられており、シャワーの配置にもこだわりが感じられる、川崎エリアでも珍しいデザインが採用されているようです。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 定休日は月曜日(祝日は営業)、営業時間は15:00〜22:00
    • 入浴料570円、サウナ利用は追加300円(タオル・ミネラルウォーター付き)
    • 電車の場合は南武支線・小田栄駅が最寄りだが本数が少ないため、川崎駅からのバスがおすすめ
    • 軟水を使用しているため、肌の仕上がりにこだわりたい人にも◎

    まとめ

    軟水のやわらかな湯ざわりと、タオル・飲み物付きのお得なサウナが魅力の「栄湯」。地元に根付いた温かい雰囲気の中で、じっくり汗を流したい人におすすめの一軒です。


    栄湯 住所:神奈川県川崎市川崎区小田栄1丁目11-23 電話:044-344-0627 定休日:月曜日(祝日は営業) ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、浅田湯(あさだゆ)

    週末朝風呂とミニプールが自慢。川崎「浅田湯」で”公衆浴場の極み”を体験

    川崎区浅田。7台分の無料駐車場を備え、川崎・大田エリアをドライブ中にふらりと立ち寄る人も多いという「浅田湯」。評価4.2と地元でも高い支持を集めるこの銭湯の魅力をご紹介します。

    サウナ無料、しかも週末は朝風呂も

    浅田湯の入浴料には、なんとサウナ利用料も含まれているのが大きな特徴。下足箱の札とサウナキーを交換する手間もなく、支払い後すぐに脱衣所へと向かえる手軽さも好評です。さらに、土日は朝7時からの朝風呂営業も行っており、休日の朝からさっぱりしたい人にはうれしい限り。定休日は月曜日となっています。

    男女交代制のミニプールが個性的

    浅田湯ならではのユニークな設備が、10メートルほどのウォーキングスペースを備えたミニプール。火・木・土曜日は男性側、水・金・日曜日は女性側で利用できる交代制になっており、泳いだり歩いたりしてしっかり体を動かすこともできます。マッサージ風呂も併設されており、水風呂は16℃前後とキリッとした冷たさ。じっくり体を動かした後のクールダウンにもぴったりです。

    サウナは92℃、身体が慣れるとしっかり汗をかける

    サウナの温度は92℃前後で、入り始めは少しぬるく感じることもあるようですが、体が慣れてくるとしっかりと汗をかけると評判。定員は4名で、混雑時には12分交代を目安にする案内も掲示されているとのことで、譲り合いながら利用するのがマナーのようです。テレビや音楽はなく、静かに”ととのう”時間を過ごせるのも魅力のひとつ。

    広くて清潔な浴室、親切な番台さん

    脱衣所や体を洗うスペースは広々としており、タイル絵も素敵だと評判。湯船は大きめの一つで、湯温は40℃前後とされています。番台のスタッフも親切だという声が多く、初めて訪れる人でも安心して利用できる雰囲気があります。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 定休日は月曜日、土日は朝7:00〜11:00・15:00〜22:00、平日は15:00〜22:00
    • 入浴料にサウナ利用料が含まれている(下足箱の交換不要)
    • ミニプールは男女交代制(火木土:男性/水金日:女性)
    • 無料駐車場が7台分あり(先着順)
    • 電車の場合は南武支線・小田栄駅または鶴見線・武蔵白石駅から徒歩約15分

    まとめ

    サウナ無料に加えてミニプールまで楽しめる、まさに”公衆浴場の極み”ともいえる「浅田湯」。ドライブの休憩がてらでも、週末の朝風呂目的でも、訪れる価値のある一軒です。


    浅田湯 住所:神奈川県川崎市川崎区浅田1丁目10-14 電話:044-344-0456 定休日:月曜日 ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、末広湯(すえひろゆ)

    川崎大師駅すぐの人気銭湯。「末広湯」で巡る5つの湯船

    川崎区大師駅前。川崎大師駅のすぐそばという好立地にある「末広湯」は、いつ訪れても賑わいを見せる人気の一軒。今回はその魅力をご紹介します。

    券売機システムとロッカーの使い方

    末広湯を利用する際は、まず靴を下足箱に入れてから券売機でチケットを購入するスタイル。サウナを利用する場合は追加250円が必要で、受付で下足箱の札をサウナマットとロッカーキーに交換してもらう仕組みになっています。ロッカーは大きめの造りで、大きな荷物やコートもすっぽり収まるのが便利だという声も多く聞かれます。

    露天の低温シルク風呂が名物

    末広湯最大の見どころは、脱衣所に隣接する露天風呂。38℃前後に設定された低温のシルク風呂で、じっくり長湯を楽しみたい人にぴったりです。館内には全部で5つの湯船が用意されており、標準のぬる湯やジェットバス、日替わりで内容が変わる変わり湯などバラエティ豊か。変わり湯の一角には電気風呂が組み込まれているエリアもあるので、知らずに入るとビリッとした刺激に驚くかもしれません。

    サウナは108℃、開閉のたびに変化する温度も魅力

    サウナ室は定員5人ほどの造りで、実際の体感温度は4人入った状態で108℃前後とかなりの高温。ドアの開け閉めによって温度が変動するのも、サウナ好きにとっては密かな楽しみのひとつのようです。

    明るく清潔な浴室と充実の設備

    自然光が差し込む明るい浴室は、脱衣所も含めて清潔感があると評判。シャワーは22個ほど設置されており、混雑時でも比較的スムーズに利用できます。無料のドライヤーが完備されているほか、忘れ物をしても使い捨てのシャンプーやコンディショナー、ボディソープ(各40円)、タオルの購入が可能なので、手ぶらで訪れても安心です。休憩スペースには椅子とテーブルが用意されており、ビールや牛乳、アイスクリームの販売もあるので、湯上がりの一杯を楽しみに来る常連客も少なくありません。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 定休日は水曜日、営業時間は15:00〜24:00
    • 入浴料は490〜530円程度(サウナ利用は追加250円)
    • 土日は15時ごろから空いてくる傾向があり、混雑を避けたいなら狙い目
    • タオルやシャンプー類の忘れ物があっても現地購入可能

    まとめ

    川崎大師駅からすぐという抜群のアクセスと、5つの湯船・本格サウナを兼ね備えた「末広湯」。参拝のついでに立ち寄るもよし、地元の憩いの場として通うもよし。多くの人に愛される理由が詰まった一軒です。


    末広湯 住所:神奈川県川崎市川崎区大師駅前1丁目6-20 電話:044-266-6231 定休日:水曜日 ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、日の出お風呂センター(ひのでおふろせんたー)

    川崎屈指の実力派銭湯。「日の出お風呂センター」で本格サウナ体験

    川崎区昭和。一見すると普通の街の銭湯のような外観ながら、その実力は川崎エリアでも屈指と評判の「日の出お風呂センター」。今回はその奥深い魅力をご紹介します。

    「大師サウナコース」という別世界

    日の出お風呂センターには、通常の入浴コースとは別に「大師サウナコース」という特別なプランが用意されています。通常の入浴料は570円ですが、サウナコースは1,200〜1,250円ほど。専用の入り口から入場する仕組みになっており、サウナ専用の更衣室にはソファやテレビ、洗面台まで完備。歯ブラシやカミソリが無料で使えるほか、フェイスタオルとバスタオルも使い放題という贅沢さで、これだけの設備が整った施設は周辺エリアでもなかなか見つからないと評判です。

    高温サウナと天然温泉の露天風呂が目玉

    サウナコースの目玉は、本格的な高温サウナと露天の冷水風呂の組み合わせ。一週間の疲れをしっかりリセットできると、多くの利用客から高い評価を得ています。さらに、天然温泉を使用した露天風呂も自慢のひとつで、周辺エリアではなかなか味わえない特別な体験ができると評判です。

    使い勝手の良い設備も充実

    ロッカーは大きめの造りで、荷物が多いショルダーバッグなどもすっぽり収まるサイズ感が便利だという声も。シャワーの水圧はしっかりしていて気持ちがよいと評判ですが、備え付けのドライヤーは風量が控えめなため、こだわりがある人は自分のタオルを持参するのがおすすめです。

    なお、定休日は月ごとに変わる仕組みになっているため、訪れる前に必ず公式サイトなどで確認しておくと安心です。

    マナーについて一言

    利用客の間で交わされる口コミの中には、館内でのマナーについて触れているものも見られます。実際に2021年には川崎市がマナーに関する意見を募集した経緯もあるようですが、これは多くの公共浴場に共通する課題ともいえるもの。お互いに気持ちよく過ごせるよう、基本的なマナーを守って利用したいところです。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 営業時間は11:00〜23:00、定休日は月ごとに変動(公式サイトで要確認)
    • 通常入浴は570円(現金のみ)、大師サウナコースは1,200円前後
    • ロッカーは大きめサイズで荷物が多くても安心
    • ドライヤーの風量は控えめなので、バスタオル持参がおすすめ

    まとめ

    通常の銭湯価格ではなかなか味わえない、本格サウナと天然温泉の露天風呂を兼ね備えた「日の出お風呂センター」。川崎エリアで”本気の”サウナ体験を求めるなら、一度は訪れておきたい一軒です。


    日の出お風呂センター 住所:神奈川県川崎市川崎区昭和2丁目5-12 電話:044-288-7713 ※料金や定休日は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトや電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、吉野湯(よしのゆ)

    銭湯とはかくあるべし。川崎「吉野湯」の飾らない本物志向

    川崎区貝塚。住宅街の一角にたたずむ「吉野湯」は、余計な設備を持たない代わりに、銭湯という文化そのものの姿を今に伝える一軒です。今回はその飾らない魅力をご紹介します。

    サウナも冷水風呂もない、これぞ”本物の銭湯”

    昨今のスーパー銭湯やサウナブームとは一線を画し、吉野湯にあるのは湯船のみ。深い湯と浅い湯、2種類の温度の異なる湯船が用意されているだけのシンプルな構成ですが、その分「銭湯とは何か」という原点を体感できる貴重な場所だという声も。ある常連客は、もしAIに「銭湯とは何か」と尋ねたら、まさに湯船と壁画だけのこの光景を答えるのではないかと表現するほど、銭湯らしさを凝縮した空間だといいます。

    味わい深いペンキ絵とタイル壁画

    決して大きくはない浴室ですが、壁には印象的なペンキ絵とタイルのモザイク壁画が施されており、湯船に浸かりながら眺める時間は格別。お湯の温度はやや高めに設定されており、深い湯船は44℃前後、浅い湯船でも42〜43℃ほどとされているので、長湯が苦手な人は短めに切り上げるのがおすすめです。

    昔ながらの番台スタイルを今に残す

    吉野湯では、靴を下足箱に預けてから番台のスタッフに料金を手渡すという、昔ながらのスタイルが今も健在。券売機やキャッシュレス決済はなく、まさに”生きた文化財”ともいえる運営方法が続けられています。壁には著名人のサインも多く飾られており、撮影などで使われたことがあるのではと想像を膨らませる利用客もいるようです。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 定休日は土曜日、営業時間は14:40〜23:00
    • シャンプー・ボディソープ・タオルの備え付けはなし(シャンプーは30円で購入、タオルは20円でレンタル可)
    • ドライヤーは20円で3分利用可能
    • コインランドリーが併設されている
    • 川崎駅からバスで約10分、貝塚バス停から徒歩3分ほど

    まとめ

    サウナも露天風呂もない、けれどそれこそが魅力。銭湯という文化そのものを味わいたい”通”にこそ訪れてほしい「吉野湯」。昔ながらの番台スタイルと味わい深い壁画に、きっと懐かしさを感じるはずです。


    吉野湯 住所:神奈川県川崎市川崎区貝塚2丁目5-8 電話:044-233-1098 定休日:土曜日 ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、小松湯(こまつゆ)

    ピンク髪の女将さんとミルク風呂。川崎「小松湯」の個性派な世界観

    川崎区大島。バスでのアクセスが便利なこのエリアにある「小松湯」は、一歩足を踏み入れると独特の世界観に引き込まれる、個性豊かな銭湯です。今回はその唯一無二の魅力をご紹介します。

    渋谷系のグラフィティを思わせる、スタイリッシュな空間

    昔ながらの銭湯というイメージとは一線を画す、渋谷系のグラフィティカルチャーを彷彿とさせるようなセンスの効いた内装が小松湯の大きな特徴。脱衣所や休憩スペースは想像以上に広々としており、思い思いにくつろげる空間が広がっています。受付にはピンク色の髪をした女将さんが迎えてくれることもあり、その個性的な佇まいも含めて印象に残ると評判です。

    漫画の山に囲まれてまったり

    脱衣所には大量の漫画が積み上げられており、中には湯船に浸かりながら漫画を読む人の姿も見られるのだとか。ミルク風呂をはじめとするぬるめの湯船でゆったり過ごしながら、お気に入りの一冊を手に取る――そんな贅沢な時間の使い方ができるのも、小松湯ならではの魅力です。

    ミネラル風呂や電気風呂など、湯船のバリエーションも充実

    湯船は真湯が中心ながら、熱めのお湯、ぬるめの絹肌風呂、そしてミネラル風呂などバリエーション豊か。ミルク風呂や電気風呂、横になってマッサージが受けられる浴槽まで揃っており、じっくり時間をかけて全部制覇したくなるラインナップです。シャンプーやボディソープ、タオルの備え付けはないため持参が基本ですが、無料のアメニティやドライヤー、マッサージチェア、トレーニング器具まで用意されているのは嬉しいポイント。

    サウナと氷水風呂で本格的にととのう

    サウナと、キリッと冷えた氷水風呂も完備されており、昭和の雰囲気を残しつつもサウナファンから支持を集めるスポットとなっています。周辺には平和湯やゆいるなど有名な銭湯・サウナ施設も点在しており、このエリア一帯が”サウナ激戦区”と呼ばれるのも納得です。氷水風呂が好きな人には、特におすすめしたい一軒だといえるでしょう。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 定休日は土曜日、営業時間は13:00〜翌2:00(曜日により異なる)
    • シャンプー・ボディソープ・タオルは基本持参(無料の予備アメニティもあり)
    • 入浴料は550円程度
    • 周辺は平和湯など他の人気銭湯・サウナも徒歩圏内

    まとめ

    グラフィティ風の個性的な内装と、漫画に囲まれながら楽しむミルク風呂、そして本格的な氷水風呂まで揃う「小松湯」。ひと味違う銭湯体験を求める人にこそ訪れてほしい、味わい深い一軒です。


    小松湯 住所:神奈川県川崎市川崎区大島5丁目8-7 電話:044-233-3371 定休日:土曜日 ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、辰巳湯(たつみゆ)

    猫と出会える下町銭湯。川崎・小田「辰巳湯」でほっとひと息

    川崎区小田。南武支線・小田栄駅から徒歩5分ほどの住宅街にひっそりと佇む「辰巳湯」。1〜2時間に1本という本数の少ない路線沿いにありながら、公園には子ども連れの家族も多く、下町らしい賑わいを見せるエリアです。今回はそんな辰巳湯の魅力をご紹介します。

    ロビーで猫に出会えることも

    辰巳湯の駐車場は建物の裏手にあり、そこにトラ猫や黒猫がのんびりと歩き回っていることがあるのだとか。銭湯で思いがけず猫と遭遇できるというサプライズは、常連客の間でもちょっとした楽しみになっているようです。待合スペースはこぢんまりとしていながらも居心地がよく、ふらりと立ち寄りたくなる雰囲気が漂います。

    男湯は檜風呂、女湯は露天の岩風呂

    浴室の造りにも個性が光ります。男湯には檜(ひのき)を使った湯船が、女湯には露天の岩風呂が用意されており、性別によって違った趣を楽しめるのが特徴。日替わりの薬湯も人気で、優しい甘さを感じる香りの薬湯が用意される日もあり、何度訪れても新しい発見があります。

    84℃サウナと2人用の冷水風呂

    サウナは84℃前後としっかり本格的な温度設定。やや懐かしさを感じる音楽が流れる中、少し変わった鍵でサウナの扉を開けると、目の前にストーブが構える硬派な造りになっています。年季は感じさせつつも清潔感はしっかり保たれており、バスタオルを巻いて入室し、あらかじめマットが敷かれているという気配りも嬉しいポイント。水風呂は2人ほど入れるサイズで、16〜24℃前後とその日によって表情を変えるのも面白いところです。

    無料のドライヤーとちょっとした甘味も

    辰巳湯には無料のドライヤーが完備されており、コンディショナーなどは持参が必要なものの、基本の入浴料550円で気軽に利用できるのも魅力。受付にはちょっとした飴が置かれていたり、昔ながらの瓶コーヒー牛乳を飲みながらテレビを眺めたりと、どこか懐かしい時間の流れを感じさせてくれます。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 定休日は金曜日、営業時間は15:00〜22:00
    • サウナ利用は追加200円
    • 最寄りは南武支線・小田栄駅(本数が少ないため、川崎駅からのバス利用もおすすめ)
    • コンディショナーなど一部アメニティは持参が必要

    まとめ

    猫との思いがけない出会いや、檜風呂・露天岩風呂といった性別ごとの違った趣、そして本格的なサウナまで楽しめる「辰巳湯」。下町情緒あふれるひとときを求める人にぴったりの一軒です。


    辰巳湯 住所:神奈川県川崎市川崎区小田5丁目22-6 電話:044-344-1093 定休日:金曜日 ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。

  • 川崎、松の湯(まつのゆ)

    駅近5分、外国人にも人気。川崎「松の湯」でひとっ風呂

    川崎区南町。JR川崎駅から歩いてわずか5〜10分という好立地にある「松の湯」は、地元客はもちろん、外国人観光客からも親しまれている銭湯です。今回はその魅力をご紹介します。

    駅近なのに落ち着ける、隠れた憩いの場

    繁華街のすぐ近くにありながら、一歩足を踏み入れると落ち着いた雰囲気が広がる松の湯。タトゥーがある人でも快適に利用できるという声が多く、多様な旅行者を温かく迎え入れる懐の深さも魅力のひとつです。ロビーにはテレビやソファが置かれた休憩スペースがあり、湯上がりに一杯のミルクを飲みながらのんびり過ごすのが定番の楽しみ方だとか。

    ジェットバスや冷水風呂など、湯船のバリエーションも豊富

    浴室には温度の異なる複数の湯船が用意されており、ジェットや泡が心地よいジャグジースタイルの浴槽も。中でも人気なのが冷水風呂ですが、1人用のこぢんまりとしたサイズのため、空いたタイミングを見計らって飛び込むのがコツのようです。シャンプーやボディソープは備え付けられていますが、こだわりがある人は持参するのもおすすめです。

    サウナは追加料金制、事前の準備を

    サウナも完備されていますが、通常の入浴料とは別に追加料金が必要な仕組みになっているのがポイント。専用の鍵を受け取って利用する形式のため、後から気づいて慌てないよう、受付時に一緒に申し込んでおくとスムーズです。タオルのレンタルも可能なので、手ぶらで訪れても安心です。

    訪れる前に知っておきたいポイント

    • 営業時間は14:00〜24:00
    • 数字の”6″がつく日(6日・16日・26日)は定休日
    • サウナ利用は追加料金制、受付時にまとめて申し込むのがおすすめ
    • シャンプー・ボディソープは備え付けあり(気になる人は持参もOK)

    まとめ

    駅からのアクセスの良さと、多様な客層を受け入れる懐の深さが魅力の「松の湯」。出張や旅行の合間に、気軽に立ち寄れる銭湯を探している人にぴったりの一軒です。


    松の湯 住所:神奈川県川崎市川崎区南町2-4 電話:044-222-3256 定休日:6のつく日(6日・16日・26日) ※営業時間や料金は変更される場合があるため、訪問前に電話でのご確認をおすすめします。